【建物の基礎】【基礎と土台の違いについて】
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12月も半ばに入り、2014年も残すところあと2週間となりました。
最近テレビをつけて見ていたら、2014年の『今年の漢字』を募集していた公益財団法人日本漢字能力検定が京都の清水寺で今年の漢字を発表しましたね。
2014年、今年の漢字は『税』だそうです。
消費税が5パーセントから8パーセントにあがりましたからね・・・
私個人の予想は『嘘』だと予想しておりました。
STAP細胞のニュースやゴーストライター問題、激しい号泣会見で話題になった議員・・・
みなさんも『嘘』と予想した方は多かったのではないでしょうか?
さてここで歴代の漢字を調べると・・・
1995年・・・『震』・・・阪神・淡路大震災発生。オウム真理教事件、金融機関の崩壊などに震える。
1996年・・・『食』・・・O-157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。
1997年・・・『倒』・・・山一證券など大型倒産の続出や、サッカー日本代表が並みいる強豪を倒してワールドカップ初出場決定。
1998年・・・『毒』・・・和歌山のカレー毒物混入事件や、ダイオキシンや環境ホルモンなどが社会問題に。
1999年・・・『末』・・・世紀末、1000年代の末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、「世も末」と実感。来年には「末広がり」を期待。
2000年・・・『金』・・・シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた”金・金”首脳会談の実現。
新500円硬貨、二千円札の登場など。
2001年・・・『戦』・・・米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。
2002年・・・『帰』・・・北朝鮮に拉致(らち)された方の帰国、日本経済がバブル以前の水準に戻ったこと、昔の歌や童謡のリバイバル大ヒットなど「原点回帰」の年。
2003年・・・『虎』・・・阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝、衆議院選挙へのマニフェスト初導入で政治家たちが声高に吠(ほ)えたこと、「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など。
2004年・・・『災』・・・台風、地震、豪雨、猛暑などの相次ぐ天災。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、目を覆うような人災が多発。「災い転じて福となす」との思いも込めて。
2005年・・・『愛』・・・紀宮様のご成婚、「愛・地球博」の開催、各界で「アイちゃん」の愛称の女性が大活躍。残忍な少年犯罪など愛の足りない事件が多発したこと。「愛」の必要性と「愛」欠乏を実感した年。
2006年・・・『命』・・・悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子どもの自殺、虐待、飲酒運転事故など、痛ましい事件が多発。ひとつしかない命の重み、大切さを痛感した年。
2007年・・・『偽』・・・身近な食品から政界、スポーツ選手にまで、次々と「偽」が発覚して、何を信じたら良いのか、わからなくなった一年。
2008年・・・『変』・・・日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化、物価の上昇による生活の変化、世界的規模の気候異変など様々な変化を感じた年。
2009年・・・『新』・・・さまざまな「新しいこと」に期待し、恐怖を感じ、希望を抱いた一年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したい。
2010年・・・『暑』・・・夏の全国の平均気温が観測史上最高を記録して、熱中症にかかる人が続出。また、チリ鉱山事故で暑い地中から作業員全員が無事に生還。
2011年・・・『絆』・・・東日本大震災をはじめとした大規模災害により身近でかけがえのない人との絆をあらためて知る。なでしこジャパンのチームの絆にも感動。
2012年・・・『金』・・・「金」に関する天文現象の当たり年。数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年。「金(かね)」をめぐる問題が表面化。
2013年・・・『輪』・・・日本中が「輪」になって歓喜にわいた年。人とのつながりの「輪」を感じた1年。未来に向けた更なる「輪」を実感、注目。
ここ10年間の漢字をまとめてみました・・・
もっと詳しく知りたい方はネットでお調べ下さい!(笑)
さて、話がだいぶそれてしまいましたが、今回のブログは【建物の基礎】【基礎と土台の違いについて】です。
Q、基礎と土台の違いって何?
A、基礎は建物と地盤を固定するもの。土台は建物と基礎をつなぐもの。
★土台は基礎と骨組みをつなぐ架け橋
建物を支える基礎と建物本体の骨組みをしっかりとつなぐのが、土台の役割です。木造の建物であっても基礎はたいていコンクリート造のため、木材の土台を介した方が接合しやすくなります。また、建物本体の木材を地面の湿気から守るため、水に強いヒバ、クリ、ヒノキなどを使用し、さらにシロアリを防ぐ防蟻剤や腐食を防ぐ防腐剤を染み込ませます。
基礎の上に土台を設けるには、まずコンクリートが固まる前にアンカーボルトを埋め込みます。次に、アンカーボルトの通る穴を空けた角材を水平に置き、上からナットで締め付けます。
そうすることで、地震や強風などで土台から上の部材がずれたり、浮き上がったりせず、基礎と土台が固定されます。(※アンカーボルト…基礎部分と土台部分を接合するためのボルト。)
★土台と柱の接合の強さが、地震に耐える力になる
土台と柱を接合するには、アンカーボルトを通す穴の他に「ほぞ穴」という穴を土台に空け、「ほぞ」をつくった柱をそこに差し込みます。土台と柱の接合の強さは、建物にとって非常に重要。それが弱い場合は、地震の揺れで柱が抜けて、建物が倒壊してしまうこともあるからです。
阪神淡路大震災では、柱を引き抜こうとする地震の力が最大で2.7トンにも及んだと言われ、接合の弱さは倒壊の原因のひとつに考えられています。
そこで平成12年6月、建築基準法が改正され、接合部分にホールダウンなどの特殊な金具で補強することが規定されるようになりました。(※ほぞ…木材を接合するときに木材の端につくる凸型の部分。その「ほぞ」を差し込む凹型の部分を「ほぞ穴」と言います。)
★「不等沈下」を防ぎ、建物をバランスよく支える
建物の荷重は、柱を伝って柱の底面に集中的にかかります。その重みによって、地盤が部分的に沈んだり、滑り出したりする「不等沈下」が起きることもあります。そうならないためにも、土台は重要。柱からの荷重を均等にし、基礎全体でバランス良く建物を支える働きもするからです。
いかがでしたでしょうか?
次回のブログもお楽しみに!!