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戸建てが出来るまで②基礎コンクリート~上棟

今回は更地の状態から木造一戸建てが出来るまでの基礎コンクリート~上棟までのご紹介をさせて頂きます。

前回の①地盤調査~基礎配筋はこちら

 

基礎ベース部分コンクリート

前回は基礎の配筋設置(まで完了しましたので、今回は基礎のベースとなる部分にコンクリートを打設致します。

基礎部分は鉄筋コンクリートになっているのですが、コンクリートの型枠への打設前にフレッシュコンクリートを採取し

フレッシュコンクリート現場試験は「コンクリートの現場品質管理に伴う採取試験技能者認定制度」の有資格者が行います。

詳しくはこちら

基礎コンクリート④

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベースコンクリート打設では、家の形に合わせて囲った型枠一面にコンクリートを流し込みます。ベタ基礎の底面になる部分ですね。

キサー車で生コンクリートを配送し、ポンプ車で圧送してホースを持ちながら打設します。

基礎コンクリート➄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生コンクリートは流動性があり、振動させながら空気を抜きます。空気が入っていると、当然その箇所にはコンクリートに空洞ができてしまうためです。

バイブレーターでコンクリートを隅々まで行き渡らせ、トンボやコテで表面を均します。

基礎コンクリート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎コンクリート③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンクリートの上には立ち上がり部分の鉄筋が飛び出ています。立ち上がり部分のコンクリート打設は数日後に行われる予定です。

コンクリートを流し込んだあとは、しっかり固まるまで型枠を取り付けたままにしておきます。これを「養生(ようじょう)」といいます。

養生の期間は、コンクリートを打設した時期にもよるものの、最低3日は置くのが望ましいとされています。「3日」とは、打設後72時間後と考えた方がわかりやすいでしょう。コンクリートの養生期間は季節や気温も関係しますが短すぎても長すぎても良くないみたいです。

基礎立ち上がり部分コンクリート

②基礎 立ち上がり型枠

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、基礎の立ち上がり型枠を組み、基礎と土台を繋ぐ「アンカーボルト」を設置する工程です。ボルトが設置できたら、基礎の立ち上がった枠組みの中にコンクリートを打設します。ここまできたら、あと少しです。

 

②基礎 立ち上がり

 

アンカーボルトとは

基礎と基礎の上に敷く土台を緊結するための補強金物のこと。アンカーボルトで基礎と土台でをしっかりと緊結していないと、地震や台風で建物自体に外力が働い時に、建物が土台ごと傾いてしまう原因になるため、構造

上非常に大切な補強金物と言えるのです。

短い方をアンカーボルトといい、長い方をホールダウン金物といいます。

違うのは基礎と何を固定するか?

アンカーボルトは基礎と土台を、ホールダウン金物は基礎と柱を固定します。
その違いのためアンカーボルトは短く、ホールダウン金物は長いのです

②基礎 立ち上がりアンカーボルト

 

②②基礎 立ち上がりアンカーボルト

 

 

 

 

 

 

 

 

十分乾燥してから型枠を外します。

天端均し(てんばならし)

次に基礎上部の土台を載せる面を正確な高さに揃えるためにモルタルを用いて基礎天端均しを行います

天端が水平でないと、土台も水平でなくなり、建物も水平ではなくなります。
また、天端に凹凸があると、基礎と土台の馴染みがよくありません。
基礎と土台の馴染みが悪いと、建物の重さがうまく基礎に伝わらなくなってしまったり、土台の一部分に無理な力がかかってしまうこともあります。
そのため、天端均しは骨組みを造る前の、重要な作業になります。型枠を解体したあとで、厚さ15mm前後のモルタルで基礎天端を均します。
作業は左官屋さんが行い、型枠解体後に一工程増えることになります。
以前から行われている工法となります。

天板慣らし

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎部分完成

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設備先行配管工事(給排水等)と基礎の屋内配管を施工も完了し次の工程へ続きます

土台引き

土台とは、建物の基礎と躯体の間に設置されているのが構造部材です。

柱を建てる前に土台を敷き、基礎から出ているアンカーボルト等と結合させます。

木造の建物であっても基礎はたいていコンクリート造のため、木材の土台を介した方が接合しやすくなります。また、建物本体の木材を地面の湿気から守るため、水に強いヒバ、クリ、ヒノキなどを使用し、さらにシロアリを防ぐ防蟻剤や腐食を防ぐ防腐剤を染み込ませます。

土台2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は土台は単純に基礎の上に置いてあるだけではなく、基礎と土台の間に「基礎パッキン」を設置してあります。

昔の木造住宅では、布基礎部分に床下換気口を開けてそこから通風を確保していました。

しかしこの工法では、有効換気量は満たしているものの、
・空気が流れず、空気だまりができる
・基礎に換気口の穴を開けるため、ひび割れなどでコンクリートの基礎耐力が落ちる
などの心配や問題がありました。

そこで、基礎パッキンがご登場
コンクリート基礎と土台(木構造)との間に挟む部材です。

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基礎パッキン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、立ち上がり基礎部分からでているアンカーボルト・ホールダウンと土台を結合させるため

転記したアンカーボルトの位置に電動ドリルで穴を空けます。ただ、アンカーボルトの位置を出して穴を空けている訳ではありません。 左右を間違えてしまったり、斜めに穴を空けてしまったりしない様、大工さんは慎重に、かつ安全に作業を進めていきます。

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上棟

上棟とは、住宅の建築において、柱や梁など建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える“棟木“(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。地域によっては、棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、建舞(たてまい)などとも呼ばれます。

 

基本的には、木造軸組み工法以外に「上棟」という作業自体はありませんが、鉄骨構造などでも基本的な骨組みが完成した場合を上棟として扱うこともあります。

 

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まとめ

今回は木造戸建てが出来るまでの基礎コンクリート~上棟のご紹介をさせて頂きました。

重要な基礎作り方、基礎と土台がどのようになっているかがお判りいただけたでしょうか?

家づくりは一生に一度か二度、せいぜい三度と、そんなにあるものではありません。
ですから、誰もが「わからないことづくし」が当たり前です。

出来るまでの順序や行われていることを知っておくと安心できますよね♪

次回は③完成までをご紹介致します。

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